普段は100文字以内で、様々な事柄を紹介・解説している「100文字百科」ですが、今回は特別に100文字以上の大ボリュームで、マルチモニターにする時の購入ポイントを解説します。
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パソコンをマルチモニターにする方法
パソコンをマルチモニターにする場合は、パソコンの出力端子を確認しましょう。
出力端子には「VGA」「DVI」「HDMI」「DisplayPort」があります。
まず大前提として、パソコンとモニターの端子が同じ物同士を繋げることができます。
ただし、端子が違っていても、まだ大丈夫です。
「HDMI」を「DisplayPort」に変換するアダプターなどを使えば、パソコンとモニターの端子が、たとえ違っていても繋げることができるのです。
もっとモニターを増設する方法
デイジーチェーン対応モニターを買う
デイジーチェーンとは、モニターを数珠繋ぎで繋ぐ技術です。
例えば、モニターが3台あった場合。
今までは「パソコン → モニター」「パソコン → モニター」「パソコン → モニター」とそれぞれモニターをパソコンに繋ぐ必要がありました。
それがデイジーチェーン技術を使うと、モニター同士を繋げることができるので「パソコン → モニター → モニター → モニター」と繋げることができます。
これによりパソコンの出力端子が1つで済むのです。
USBディスプレイアダプターを買う
パソコンの出力端子以上にモニターを増設する方法も解説します。
それはUSBを使う方法です。
「USBディスプレイアダプター」というモニターをUSBに繋ぐ機器を使います。
ですが、この方法の場合、HDCPという著作権保護技術に非対応のため、HDCP対応機器でなければ表示できない映像(Blu-rayディスク等の市販の映像作品、有料配信サービスなど)は表示できません。
また、ある一定の性能を持つパソコンでなければ使用できないので注意して下さい。
USB Type-Cを使う
「USB Type-C」は、2015年に登場した新しい形状のUSB端子です。
この「USB Type-C」には、オプション機能として映像出力を可能にする「DisplayPort Alternate Mode(オルタネートモード)」という規格が付いています。
パソコンが、この機能に対応している場合、「USB Type-C」端子からモニターに映像を映せます。
ただし、この機能は、あくまでオプションのため、全ての「USB Type-C」が対応しているとは限りません。
パソコンが、この機能に対応しているのかについては、取扱説明書やメーカーのウェブサイトを確認しましょう。
注意! 分配器は購入しない
この記事を読んだ方によっては、HDMI端子を2つに分けてモニター2台に出力できないの?
と思う方もいるかもしれません。
結論から書くと、それはできません。
分配器という2つのモニターに出力する機器があるのですが、それは同じ映像を出力するだけです。
別々の映像は出力できないので、間違って購入しないように注意して下さい。
参考サイト