100文字でわかる百科事典『100文字百科』
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Wi-Fiルーター(無線LANルーター)の選び方とポイント。Wi-Fi6(11ax)にしよう!

◆PC(パソコン)

普段は100文字以内で様々なことを解説している「100文字百科」ですが、今回は100文字以上の特別大ボリュームでWi-Fiルーターの選び方と選ぶポイントを解説します。
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Wi-Fiの規格を確認。最新はWi-Fi6(11ax)

Wi-Fiの電波自体にも新しい、古いがあります。
Wi-Fi6が新しい電波で、この「6」の数字が小さいほど古くなります。
Wi-Fi名は、Wi-Fi6ではなく、11axと規格名の方で記載されている場合があります。
Wi-Fiルーターがどの電波を発するのか確認をしましょう。

規格名名称周波数帯最大通信速度電波干渉障害物
IEEE802.11axWi-Fi 6E2.4GHz9.6Gbps弱い強い
5GHz9.6Gbps強い弱い
6GHz9.6Gbps強い弱い
IEEE802.11axWi-Fi 62.4GHz9.6Gbps弱い強い
5GHz9.6Gbps強い弱い
IEEE802.11acWi-Fi 55GHz6.9Gbps強い弱い
IEEE802.11nWi-Fi 42.4GHz600Mbps弱い強い
5GHz600Mbps強い弱い
IEEE802.11g 2.4GHz54Mbps弱い強い
IEEE802.11b 2.4GHz11Mbps弱い強い
IEEE802.11a 5GHz54Mbps強い弱い
出典:https://kakaku.com/pc/wireless-router/guide_0077/

ここで注意して欲しいのが、Wi-FiルーターがWi-Fi6と新しい電波を発していても、それを受け取るスマホやタブレット、パソコンがWi-Fi6に対応していなければ、折角のWi-Fi6も意味がありません。
スマホ、タブレットがWi-Fi5の場合は、Wi-Fi5の方が適用されるので注意しましょう。

周波数帯(2.4GHz、5GHz、6GHz)について

Wi-Fiの周波数帯は、2.4GHz、5GHz、6GHzと3つあります。
この周波数は、2.4GHz < 5GHz < 6GHz の順番で速度が出ます。
しかし、6GHz < 5GHz < 2.4GHz の順番で、障害物に弱いです。

同時接続台数を確認

Wi-Fiルーターが同時に何台接続できるのか確認をしましょう。
同時接続台数を超えると、端末が繋がりにくくなるので注意です。

「内臓アンテナ」「外付けアンテナ」を確認

Wi-Fiルーターには「内臓アンテナ」「外付けアンテナ」の2種類があります。
「内臓アンテナ」は360度に電波を発します。
また、内臓なのでWi-Fiルーター自体がコンパクトです。

「外付けアンテナ」はアンテナを調整できるので、飛ばしたい方向に重点的に電波を飛ばせます。
個人的には「外付けアンテナ」の方をおすすめします。

ストリーム数(電波の道路)

ストリーム数とは、電波の道路のことです。
ストリーム数が多ければ、1度にやり取りできるデータ量が多くなるため、通信速度が速くなります。
アンテナ数=ストリーム数と考えてもいいのですが、4本のアンテナが、2.4GHz、5GHzで2本ずつなど、振り分けられている場合があります。
なので、アンテナ数=ストリーム数ではない場合があるので注意してください。

その他の便利機能

ビームフォーミング機能

特定の端末にWi-Fiの電波を重点的に飛ばせる機能です。
そのため、繋がりやすくなります。

MU-MIMO(マルチユーザーマイモ)機能

複数の端末とやり取りする際も通信速度が安定する機能です。
1つの送信機から複数の端末へ同時にデータを送信できます。
通信の順番待ちが発生しないため、通信速度を低下させず、安定した通信が行えます。

バンドステアリング機能

Wi-Fiルーターと接続する端末の電波状況に応じて、使用する周波数帯(5GHz帯と2.4GHz帯)を自動で切りかえる機能です。
たとえば、5GHzの周波数帯が混んでいる場合には、2.4GHzの周波数帯に切りかえることで、より快適な通信をサポートします。
ただ勝手に、速度が遅い2.4GHzに切り替わるため、この機能を不必要だと感じる方もいます。

メッシュWi-Fi機能

Wi-Fiルーターから離れた場所でも安定した通信ができる機能です。
Wi-Fiルーター(親機)と同じ働きをする「サテライトルーター」を複数設置することで、家のどこからでも安定した通信ができます。
中継機とは異なり、電波状況に合わせて自動で接続先を変更してくれるのが特徴です。

おすすめの「Wi-Fiルーター」

この記事を書くに辺り、様々なWi-Fiルーターを調べてみました。
現時点で1番おすすめのWi-Fiルーターは「TP-Link Archer AX10 AX1500 Wi-Fi 6 ルーター」です。
まず、価格が5000円以内と非常に安いです。
アンテナが外部アンテナです。
ストリームは2本です。
同時接続台数が26台と多いです。
Wi-Fiも最新のWi-Fi6になります。


参考サイト

失敗しない! 無線LANルーター(Wi-Fiルーター)の選び方 - 価格.com
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