100文字でわかる百科事典『100文字百科』
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パソコンの仕組み用語解説。OS、CPU、GPU、メモリ、ストレージなど

◆100文字以上

いつもは100文字以内で様々なことを解説している「100文字百科」ですが、今回は特別に100文字以上の大ボリュームでパソコンの仕組みや用語を解説しちゃいます。

OS(オペレーティングシステム)は名前通りのソフト

オペレーティングシステムという名前の通り、ユーザーが使えるようにアイコンやアプリ、フォルダなどを表示、操作できるようにするソフトのことです。
OSには「Windows」、「macOS」、「iOS」、「Android」などがあります。

CPU(プロセッサー)はパソコンの頭脳

CPUの性能は「クロック数」、「コア数」、「スレッド数」で測ることができます。
CPUにはAMD社の「Ryzen」やIntel社の「Corei」などがあります。

クロック数は速さ

基本的に数値が高いほど高性能で速いです。
単位は「Hz(ヘルツ)」で表されます。
例えばクロック数が3GHz の場合、1秒間に30億回の処理能力となります。

コア数は同じ能力の分身

例えばクロック数が3GHzでコア数が6だとします。
その場合、3GHzの分身が6つ増えたと思ってください。
同クロック数の分身が、同時並行で処理してくれます。
ただしコア数が多くても同時に行う処理がない場合は、1つのコアだけが動作します。

スレッド数は腕の数

スレッド数は腕の数だと思ってください。
例えばクロック数3GHzでスレッド数が6だとします。
6本の腕を使って、腕の数だけ同時並行で処理ができます。
ただし人数が増えたわけではなく腕が増えただけなので、重い処理の場合は1つのことしかできません。

GPUは映像専門の頭脳

GPUは3Dや画像処理を快適に行うためのパーツです。
主にグラフィックボード(ビデオカード)に組み込まれていて、ゲーミングPCなどで重要視されます。
NVIDIA社のGeForceシリーズや、AMD社のRadeonシリーズなどが有名です。

メモリ(RAM)は机の大きさ

単位は「GB(ギガバイト)です。ギガ数が大きいほど高性能になります。
メモリはデータを一時的に置いておく机みたいなものです。
現実世界と同じように机が大きい程、様々なことを素早く同時に行えます。

メモリを増設する

「デュアルチャネル(2枚)」、「トリプルチャネル(3枚)」、「クアッドチャネル(4枚)」と
メモリを同じ規格、ギガ数で統一すると、同時並行で処理が行えるので速くなります。
メモリには「DDR4」、「DDR3」、「DDR2」などの規格があります。
「DDR4-2666」の「2666」の部分が周波数です。数値が高い程、高速です。
例えば周波数が「2400」と「2666」をデュアルチャンネルで組み合わせた場合、
速度が遅い「2400」の方に速度が合わさるので気をつけましょう。
更にメモリにはデスクトップ用とノートパソコン用があります。間違って買わないように。

ハードディスク(ストレージ・ROM)は記憶するところ

ハードディスクはデータを記憶します。
主に「HDD」と「SDD」があります。
「HDD」は安い。「SDD」は読み書きが速いという特徴があります。

マザーボード(メインボード・MB)はパソコンの体

マザーボードによって取り付けられるCPUやメモリの規格、数、搭載ギガ数の上限、
トリプルやクアッドに対応しているか等が決まるため、パソコンの性能に直結するパーツです。
マザーボードの性能が知りたい時は、「マザーボード名 仕様書」で検索しましょう。


参考サイト

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