100文字でわかる百科事典『100文字百科』
スポンサーリンク

Google「AIスタジオ」の右メニューの内容を解説

◆WEB

🔧 Run settings(実行設定)

1. モデル選択

  • Gemini 2.5 Flash Preview 04-17
    → 使用するAIモデルのバージョンを選択できます。
    ちなみに「Gemini 2.5 Flash Preview 04-17」は高速かつ軽量な「Flash」モデルのプレビュー版(2025年4月17日リリース)です。

🌡 Temperature(温度)

  • スライダーと数値(1)で設定。
    → モデルの「出力の多様性(ランダム性)」を制御。
    • 0 に近いほど決まった答えに。
    • 1 に近いほど創造性が高く、ばらつきがある応答になります。

🧠 Thinking

2. Thinking mode(思考モード)

  • モデルが「より深く考えて応答を生成するモード」。
    応答の品質が上がる反面、処理時間やコストが増える場合もあります。

3. Set thinking budget(思考の予算)

  • ONにすると、モデルにかける「リソース上限(時間や計算コスト)」を設定できます。
    試行錯誤の深さを制限できます。

🧰 Tools(ツール)

4. Structured output

  • JSONなどの構造化された出力を生成させたいときにON。
    例えば、決まった形式で表などを返したいときに有効。

5. Code execution

  • コードを実行する機能。
    ONにすると、Pythonなどのコードの評価を含む応答が可能になります(AIがコードを「実行」する)。

6. Function calling

  • 外部関数やAPIの呼び出しが可能になります(ChatGPTのFunction callingに似た機能)。

7. Grounding with Google Search

  • モデルがリアルタイムでGoogle検索結果に基づいて応答を補強する機能。
    ONにすれば、より正確な情報取得が可能に(Geminiの特徴的機能)。

⚙ Advanced settings(高度な設定)

8. Safety settings(安全設定)

  • モデルの応答に対する制限(有害表現、センシティブな話題など)を調整できます。

9. Add stop sequence

  • 応答を途中で停止させる条件(文字列など)を設定できます。
    例:"User:" を入れると、そこまでで応答を止める。

10. Output length

  • 65536(最大トークン数)
    → 生成する出力の最大トークン数。数が多いほど長い応答が可能に。

11. Top P

  • 0.95(スライダー調整可能)
    → 単語選択の「確率の合計」で上位から削っていく手法。
    • 1.0に近づけると自由度が増し、0.1などにすると確実性が高くなります。
    • 通常は0.8〜0.95がバランス良い。
◆WEBGoogle
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました